SNVOX
中川創一の声と音楽
ヴォイス・レッスン
ヴォイス・レッスンの概要
クラシックの発声をお教えしています。
頭声に胸声を融合させ、音域全般にわたって、そのバランスを整えられるようになります。
声帯やその周辺の構造や、それらが動くしくみなども、知識として知っていただき、
その上で声の出し方をコントロールできるように、感覚を養っていきましょう。
上達するにしたがって、倍音を豊かに含む声も出せるようになります。
最初のレッスンで、まずカウンセリングしますので、
声のお悩みや発声への疑問などお気軽にご相談ください。
歌いたい曲の持ち込みもOKです。
響きの豊かな声は、誰でも持つことが可能です。
喉やその周辺にある、様々な不随意筋の動きを良くすることで、
音域を広げることも、無理なく楽に発声することも、できるようになります。
以下はレッスンでお教えする基本的な内容です。
◆母音の純粋化
濁りのない純粋な母音と、上記のような発声の良好な状態とは、密接な関係があります。
イメージする母音が純粋であればあるほど、喉やその周囲を、良好な発声の状態に導きますし、
良好な発声の状態は、より純粋な母音へと導きます。
口の開け方ではなく、寧ろ口は、いたずらに開けず、程よく脱力されている方が、功を奏すでしょう。
そうなれば、歌いながら、言葉の発音もスムーズになりますし、喉に負担をかけることもなくなります。
◆声の出るしくみと響かせ方
発声を司る声帯とその周辺筋肉のことを知りましょう。
喉やその周辺の筋肉、その位置や働き方、それらを意識した(イメージした)発声を行うことで
より一層、必要な筋肉の働きが良くなり、良好な発声へと近づきます。
意識的には動かせない不随意筋が、そのイメージによって働き始め、
その動きが良くなっていくからです。
このイメージ・コントロールを繰り返すことで、頭声に胸声が融合された、良質の響き豊かな声を、
得ることが可能になります。
◆声帯とその周辺筋肉の可動性をアップ
音を奏でるための喉の不随意筋は、日常会話の中ではほとんど使用されません。
日々コツコツと、声帯やその周辺の必要な筋肉を動かすことで、
イメージ通りの声音を出せるようになります。
始めは、イメージを掴みにくいかもしれませんが、次第に掴んでいけるでしょう。
必要な筋肉のみが働くことによって、不必要な筋肉が働かないようになっていきます。
発声に無理がなくなり、自分のイメージする声が出せるようになるでしょう。
そうして、歌うことの楽しさを実感しましょう。
※ここで言う良好な発声ができるにつれて、自然と、それに見合った呼吸になっていきますから、
呼吸法やそれに伴う姿勢は、かえって意識しない方がいい場合が多く、
それに関する指導は、敢えてしていません。
但し、明らかに発声を邪魔していると思われる呼吸や姿勢の場合は、そこをまず整え、
自然体の、程よく力の抜けた状態にするところから、始めます。